①自分の病気について
解離とは、意識や記憶などに関する感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態です。この状態では、意識、記憶、思考、感情、知覚、行動、身体イメージなどが分断されて感じられます。
解離性健忘・・・通常の物忘れよりも広範囲に自らの記憶の想起不可能状態
解離性昏迷・・・運動、発言、光、音、接触への反応が減弱OR消失
トランス・・・意識状態が一過性に変化
解離性運動障害・・・運動機能が失われる
解離性転換障害・・・突然昏睡状態になり、意識を失う。声がでない、目が見えない、耳が見えないなどもある。
気分の波が激しく感情が極めて不安定で、良い・悪いなどを両極端に判定したり、強いイライラ感が抑えきれなくなったりする症状
- 現実または妄想で、人に見捨てられることを強く恐れ、不安を抱いている。
- 対人関係の変動が激しく、コミュニケーションが安定しない。
- 気分や感情がめまぐるしく変わり、周囲の人々がついてこられない。
- 感情のブレーキが効かず、ちょっとしたことで癇癪(かんしゃく)を起こしたり、
激しく怒り、傷つきやすい。 - 自殺のそぶりや自傷行為を繰り返し、周囲に動揺を与える。
- 自己を損なう行為(薬物・アルコール・セックス・万引き・過食・買い物など)に
依存しやすくなる。 - いつも空虚な気持ちを抱き、幸せを感じにくい。
- 生きることに対して辛さや違和感を持ち、自分が何者であるかわからない感覚を抱いている。
- 強いストレスがかかったとき、一時的に記憶がなくなり、精神病状態に似た症状を
起こしやすい。
社会不安障害(全般型)
誰だって注目を浴びる場に立てば緊張するものです。しかし、正常であれば緊張はするものの、その緊張に対してなんとか対処することができます。
しかし社会不安障害の場合、このような他者からの注目を浴びるような社会的状況に対して恐怖が勝ってしまい、著しい不安・恐怖とそれに伴う様々な症状が出現してしまいます。それだけでなく、次第に人前や人目につく状況を避けるようになり(回避行動)、またそういった状況に対して強い恐怖や苦痛を感じながら毎日を過ごさなくてはいけなくなります。放置すれば社会的な支障はどんどんと大きくなり、恐怖から仕事が出来なくなってしまったり、外出が全く出来なくなってしまうことすらもあります。
精神的な症状
- 社会的状況での過剰な緊張と恐怖
- 回避行動
- 不合理な緊張であることを理解してる
- 自己評価の低下
身体的な症状
- 動悸、胸痛
- 息切れ、呼吸苦
- 震え
- 発汗
- しびれ
- 腹痛、下痢
悪化しやすい状況
- 人前での発表
- 電話
- 会食
- 目上の人、初対面の人との面談
- 記帳