THE NARIYUKI

精神疾患を抱えた人間がおくる日常

やっと

思った以上に手ごわかった

 

 

あれから毎日一日一通メール

 

 

「ごめん」

 

 

この三文字だけ

 

 

何度も思った

 

何がごめん?

何に対してごめん?

 

いつものくせでそう返事してしまいそうだった

 

 

でもそれを聞いてもあいつはどうせ愛を述べて

現実には向き合わず

時の流れに身を任せて時間が過ぎるのを待つだけだから

 

私のことなんて一切考えてない

今までを思い出せ自分

 

そう唱えて

返事したい気持ちを抑えて

 

 

そしたら昨日

 

あいつのお昼の休憩時間12時から13時の間

 

ずーーーっと着信

 

途切れることのない着信音に怯えた

 

完全に頭おかしい

 

スマホを持つ手の震えが止まらなかった

 

 

その日の夜にさすがにやばいと思ったからメールをした

 

 

「もう終わらせてくれ。ただ別れてくれたらいい」と

 

 

返事は「いやん」だった

 

 

真面目な話をしてるのにこれだから、もう完全にダメだと確信した

 

「今後一切電話もメールもするな、してきたら警察に言うから」

 

そう返事をして

 

今日

 

メールは来なくなった

 

 

 

ほんとに終わったのかどうか不安しか残らない現状だが

 

 

返事がない今日、とてつもない解放感から幸せを久しぶりに感じる

 

 

 

 

 

 

 

 

このままこの幸せが続いたらいいな